出張美容師という働き方
- 原口隆嗣
- 2022年6月23日
- 読了時間: 4分
こんにちは、どうも原口です。
気がつけばフリーランスの美容師になって早二年。
ありがたいことに連日たくさんのお客様に来ていただいて、忙しくさせて頂いてます。
そんな中、先日お客様から
「なぜ、そんなに全国出張行ったりするの?東京のお客さんだけじゃ少ないの?それともいずれ東京を捨てて行くの?」
と聞かれたので
改めて自分でも色々考えるいい機会だったので、ブログにも認めておこうと思います。
そもそも全国出張を始めたのは、前の美容室に勤めている頃から遠方からわざわざ東京まで髪を切りに来てくださるお客様が多かったのがきっかけです。
当時から、はるばる来てくださるお客様には感謝しかなくて
美容室へ行くまでにかかる苦労を一度は代わりに体験してみたいという思いがあったのと
フリーランスになった頃からコロナが広まり、遠方のお客様が気軽に東京へ来れなくなったので
それならこの機会に出張したら、人の流れも増やすことなくお客様を施術できるかもしれない。と考えて始めました。
その時は、特にお客様の多かった大阪と福岡に、一度行けば十分と思っていたのですが
福岡へ向かう飛行機に乗っている時、上空から東京の街並みを見て
生まれ育った中野
学生時代よく遊んだ新宿
ずっと勤めていた表参道
だいたいあの辺りかなぁ。なんて思いながらぼーっとしていたのですが
ふと自分が生活していたそのエリアが、極端に狭い範囲であることにその時気が付いたんです。
飛行機の窓から少し目を向ければ日本という広い土地が広がっているのに
すごく狭い三角形(中野、新宿、表参道)の中で30年も生活していたなんて…
あの時悩んだりしたことも
まわりと比べて苦しんだことも
全てその小さな三角形の中の出来事で、なんて狭い視野だったんだろうと。
これから先、また数十年ずっとその小さな世界の中だけで生きていくことを考えたら、とてももったいない人生だな。と飛行機の中でずっと考えてました。
せっかくなら自分の生きる世界、もっと広く生きたいと思うようになり始めました。
さらに大阪、福岡へ出張してみると
地域によってお客様の雰囲気だったりファッション、コミュニケーションの取り方が全然違うこと。
10年も美容師をしていると、馴染みのお客様も増えて、慣れてきてしまうことも増えるのですが
はじめてのお客様、はじめての感覚。
久々に初心に戻ったような。
とても刺激的な時間でした。
「楽しい」
と震えました。
そしてお客様から「是非また出張来てください」と言ってもらったりして
出張スタイルというアドバンテージを抱えながら、どこまで通用するかやってみたいと、どんどん気持ちが膨らみました。
「美容師はハサミがあればどこでも生きていける」
なんてよく言ったものですが
実際仕事をし始めると
固定のお客様が増えて、その土地から離れられなくなり
自由な仕事に見せかけて、時間も場所も縛られて
楽しいを仕事にできてると思えば、リピート率がどうたら経費がどうたらと小難しいことに頭を割かれたり。
どこでも生きていける
そんなスタイルを実際に体現してる人は少ないのかなと。
なんならリモートワークが進んだ今、一般の会社勤めの方の方が、どこでも生きていけるような気すらします。
であれば、「どこでも生きていける」を体現することにも挑戦してみたい
とも思えるようになりました。
よく出張した先の美容師さんに
「なんで出張とかしてるんですか?大変じゃないんですか?」
と聞かれることも多々あります。
いわゆる普通じゃない美容師のやり方だと思うので理解できない人はいると思います。
時間も労力もお金も
普通に東京で美容師している方がずっと楽です
ですが、美容師として1人でも多くのお客様を担当してみたい。
面白いと思える仕事をしたい。
「楽」「お金」「効率」も大事だけど、それだけで人生を消化していくのは面白くないなと。
1億人の中から奇跡的にも認知してもらえて
会えるチャンスがあるのなら会ってみたい
待ってくれる人がいるから行く
つまるところシンプルな話そういうことです。
実際、このような働き方をし出してみると
全国出張したり、2拠点3拠点で飛び回ってる美容師さん達に多く出会いました。
世の中もデュアルライフという生き方が広まりつつあったり、国からの支援もあったり
数年後にはリニアが開通して東京-大阪は1時間で行き来ができるようになります。
場所という概念にとらわれず、距離という壁が物理的にも精神的にも低くなってきているのかなとも思います。
いずれ「出身地東京」という考え方から、「出身地日本」という時代がやってくるのかなとも思います。
色々と話が飛躍しましたが
お客様が少ないからでもなく。
東京を捨てるわけでもなく。
楽しいを求めた結果です
(説明めんどくさい時は↑こう言います笑)
きっとまた一年後は違う思いを抱いて出張しているかもしれませんし
もしかしたら自分の中で新しい考え方、大義ができて出張を止めてるかもしれません。
ですが、やっと今自分の中でひとつのスタイルが確立したので
ひとまず今日はこれを認めて終わりにしたいと思います。
久々の長い文章読んでくださりありがとうございました✌︎
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